2018年8月30日木曜日

核戦争後の世界Ⅰ~古代核戦争~

核戦争後の世界Ⅰ~古代核戦争~

■古代核戦争
人類は、もう何度もやり直しているのかもしれない。我々現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)は、今から10万年前、地球上に出現した。一方、現在では、トルコのコンヤ高原で発見されたチャタル ヒュユク。すでに、灌漑農耕が行われ、司祭や職人のような専門職も存在したらしい。
この町が成立したのは紀元前7200年頃なので、わずか1万年で、人類は農耕から原子爆弾に到達したことになる。一方、地球上に人類が誕生して10万年が経つ。では、人類は9万年の間、毛皮のパンツで過ごしたのだろうか?これが「人類は何度もやり直している」の根拠である。
では、人類は文明を何度もやり直したとして、なぜそんな羽目に陥ったのか?ちまたに流布する仮説の1つが「古代の核戦争」。人類は農耕からスタートし、原子爆弾を造りだし、全面核戦争で文明は滅亡、その後、農耕からやり直した ・・・ このループを何度も繰り返しているというのだ。
念入りなことに、古代核戦争が起こった場所まで特定されている。古代インドのモヘンジョダロ、古代地下都市カッパドキア、古代シュメール都市等々。さらにもっと古い時代、つまり超古代にも核戦争があったという説もある。やはりトンデモ説か、と鼻で笑う前に、一度整理してみよう。この説の根拠として引き合いに出されるのが、世界3大叙事詩の一つインドの「マハーバーラタ」である。
1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。この原爆の開発責任者オッペンハイマーは広島の惨状を知った後、TVカメラに向かってこう言った。
われは死神なり、世界の破壊者なり
この一節は、ヒンズー教最高の教典「バガヴァッド ギーター(神の歌)」から引用されている。そして、バガヴァッド ギーターは「マハーバーラタ」の一部を構成している。
オッペンハイマーは物理・化学・天文学に精通する学者だったが、語学でも並はずれた才能をしめた。様々な文学を原書で楽しんだといわれる。マハーバーラタもその一つ。じつは、そのマハーバーラタの中に、核戦争に酷似した描写がある。そこで、この一節を引用したのだろう。この一節を読み上げるオッペンハイマーの表情は、大量殺戮に手をかした懺悔の念からか、暗く陰鬱だった。
■マハーバーラタ
マハーバーラタは、紀元前400年頃から600年の間に成立した長大な物語である。ヒンドゥー教の重要な聖典の1つで、宗教的、哲学的意義も大きい。内容は、史実に口承伝説を織り交ぜたもので、サンスクリット語の韻を踏んだ32音節の対句10万あまりからなる。おそらく、歴史上最大の叙事詩だろう(※2)。
ストーリーは、クル一族の骨肉の争いを発端とする18日間の大戦争を描いている。機知に富んだエピソードも数多く挿入され、なかなか面白い。ギリシャ神話同様、人間の運命に重きを置いているが、宗教・哲学まで踏み込んでいるので、深みがある。また、12世紀、遠く離れたジャワでも翻訳されたが、この地域はインド文化の影響が大きかったからである。
さて、この物語のどこが「核戦争」なのか?山際素男翻訳「マハーバーラタ」(※1)から、それらしき部分を引用する。
アシュヴァッターマンは、その言葉に烈火の如く怒り、戦車の上で丁寧に口を漱ぎ(すすぎ)、煙のない炎のような輝きに満ちたアグネーヤ(火箭)をマントラとともに発射した。無数の矢は空を覆い炎に包まれアルジュナの頭上に落下した。
ラークシャサ、ピシャーチャたちは大声で騒ぎ立ち、不吉な風が巻き起こり、太陽は光を失った。大鴉(カラス)の群れはいたるところで啼(な)き騒ぎ、雲は雷鳴を轟かせ血の雨を降らせた。鳥も獣も聖者たちも心安まらず、天地は波立ち太陽は逆の方位に向かった。アグネーヤの力に恐れ戦(おのの)いた象やその他の生物は突然駆け出し、必至にその下から逃げ出そうとする。外界の水は熱せられ、水棲動物は熱に灼かれ暴れ回る。
一面の空から落下するアグネーヤ矢に灼き焦がされた将兵は、炎に包まれた樹木さながらに燃え上がり次々に倒れていった。象も馬も戦車も山火事に遭った樹々のように燃え、悲鳴を上げてのた打つ。それはまさにユガ(世界の時間)の終わりに一切を焼き尽くすサンヴァルタカの火のようであった。
たしかに、原爆が広島に投下された直後の様子に酷似している。1500年前、予備知識もなく、このようなリアルな描写が可能だろうか?そもそも、古代の神話は史実の伝承がベースで、荒唐無稽とは限らない。古代においても、このような部族間戦争はあったのだろうが、このような大量破壊兵器の描写は異様だ。また、マハーバーラタの他の翻訳本(※2)には、次のような一節がある。
ドローナはブラフマーストラ(宇宙原理を応用した飛行武器(アストラ)-おそらく現在の原子爆弾のような効力がある兵器)を発射しようとしてる時に、この言葉を聞いた。
翻訳者が「おそらく現在の原子爆弾のような効力がある兵器」と解説を加えているところが面白い。これが古代核戦争のトンデモ本ではなく、マハーバーラタの翻訳本であることに注意が必要だ。古代核戦争が本当にあったかどうかは別として、1500年前に大量破壊兵器の記述があるのは不思議である。古代核戦争はにわかには信じられないが、一笑に付すこともできない。また、この翻訳本(※2)には、さらに面白い描写もある。
彼が不真実の言葉を口から出したとたん、それまで常に地面から4インチ浮いて動き、決して地面につくことのなかったユディシュティラの戦車の車輪は、下に落ち地面に接触した。
反重力飛行体?描写が妙にリアルである。古代の核戦争に反重力飛行体、やはりインドは奥が深い。SFネタを捜すなら、古きを尋ねて新しきを知る、つまり、マハーバーラタ。
■現代の核戦争
1982年、スウェーデン科学アカデミーは全面核戦争のシナリオを公表した。この核戦争シナリオは、米ソ両国がもつ核の半数にあたる6000メガトンが使用されたという設定。現実にはミサイル基地も破壊されるため、すべてが使用されることはないからである(※3)。
ここで、「メガトン」とは、核兵器の爆発力を表す単位としてよく用いられる。1キロトンとは、TNT火薬1000トンに相当する爆発力で、1メガトンはその1000倍。広島に落とされた原子爆弾15キロトンなので、6000メガトンは、広島型原子爆弾の40万個分になる。
全面核戦争では、このような莫大なエネルギーが短時間で放たれるのである。実際、6000メガトンが地球上で炸裂した場合、世界で7億5000万人が即死3億4000万人が深刻な健康障害に陥ると予測されている。世界の総人口がまだ45億の時代である。
■核戦争の直接被害
また、この報告書(※3)には、さらに詳細なデータも載っている。東京や大阪のような大都市に落とされるのは、核弾頭は10メガトンと想定される。その内訳は、0.5メガトン爆弾10発、1メガトンの爆弾5発と、かなり具体的。これは広島に投下された原爆の700倍である。
報告書は被害予測もしている。まずは、ビルを倒壊させるような爆風、すべてを焼き尽くす熱風がおよぶ範囲。東京駅を中心にした場合、千葉県の野田市、浦安市、さいたまの川越市、東京の調布市の4点を結ぶ正方形になる。想像を絶する破壊力だ。もちろん、爆心地は気化蒸発し、中心部は1000~2000度の高温で、ガラスも金属もとける。遠く離れた場所でも、衣服は自然発火し、建物も燃える。
この10メガトンの凄まじい破壊力は、核実験でも証明されている。1954年3月1日、アメリカは、ビキニ環礁で15メガトンの水爆実験を行ったが、爆心地に直径3キロのクレーターができたという。
そして、核戦争の後には、死の灰が降ってくる。この灰に含まれる放射性ヨウ素が人間の甲状腺にたまり、甲状腺ガンを発症させる。1986年4月26日、ソ連のチェルノブイリ原子力発電所が爆発し、大量の放射性物質が大気中に放出された。
このとき、日本ではワカメ入りのウドンがブームになった。放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積するのを、ワカメに含まれるヨードが防ぐのだとういう。ワカメが効くどうかはともかく、放射性ヨウ素の半減期はわずか8日。3ヶ月もすればほぼゼロになる。だが、やっかいな放射性物質もある。セシウム137だ。この放射性物質は身体に入ったが最後、一生体内に残留する。しかも半減期は30年、つまり、半減するまでに30年もかかる。
■核戦争の二次災害
核戦争後の二次災害は、死の灰だけではない。核爆発による熱エネルギーで、都市、森林、油田などが大火災を起こす。さらに、この大火災は、ファイヤーストーム現象と、コンフラグレイション現象をひきおこす。前者は熱風が垂直に吹き上げ、後者は水平方向に吹き荒れ、地上にあるものを焼き尽くす。このような状況では打つ手はない。現在の消防など無意味なことは容易に想像がつく。結局、燃えるに任せるしかないのだ。このような恐ろしい大火災は、何週間もつづくといわれる。
さらに、地球規模の大火災は大量の燃えカスを放出する。それが成層圏に達し、太陽光線の99%が遮断される。昼でも真っ暗になり、気温は20度から30度も下がる。「核の冬」の到来だ。
また、太陽光線が地上に届かないため、植物の光合成システムが破壊され、穀物が育たなくなる。こうして、飢餓がはじまる。結果、放射能と飢餓の相乗効果で人間の免疫力は低下し、深刻な伝染病が蔓延するだろう。14世紀、ヨーロッパで大流行したペストも、食糧不足による免疫力低下が遠因になっている。このとき、ヨーロッパの全人口の1/4~1/3が死亡したといわれる。
また、核爆発と森林火災によって大量の一酸化窒素も発生する。そして、燃えカス同様、成層圏に滞留し、オゾン層を破壊する。結果、太陽からの紫外線は増加し、ガンや白内障を引き起こす。
さらに、燃焼放出物に含まれる二酸化硫黄、窒素酸化物は、雲、霧、雨に混じって酸性雨となる。ph(ペーハー)は、酸性の度合いをしめす単位だが、7で中性で、値がそれより小さくなるほど酸性の度合いが増す。核爆発によって発生する酸性雨は、phが4以下の強い酸性となる。phが5以下では魚は住めないので、水圏にすむ魚類は死滅する。
やがて、上空に滞留し、太陽光に暖められた燃えカスが地上に降りてくる。それが、地表の雪や氷が溶かし、大陸規模な洪水を引き起こす。もはや、逃げも隠れもできない。こんな目に会うくらいなら、核爆発の最初の一撃で死んだほうがまし、と思う人もいるだろう。巨大隕石の地球衝突同様、生き残るほうが地獄だ。ふと、聖書の一節を思い出した。
「あなたは昼も夜もおびえ、明日の命も信じられなくなるだろう」
参考文献:
※1)山際素男翻訳「マハーバーラタ」三十一書房
※2)C・ラージャーゴーパーラーチャリ 奈良毅 田中嫺玉訳「マハーバーラタ」第三文明社
※3)今村光一訳「核戦争の後アメリカ下院科学技術委員会リポートより」サンケイ出版
by R.B

核戦争後の世界Ⅱ~全面核戦争の可能性~

■核戦争の可能性
核戦争の恐ろしさは、被害と後遺症が広域かつ長期におよぶ点にある。つまり、破壊が空間と時間の両方を支配しているのだ。かつて、アメリカのアイゼンハワー大統領はこう言った。
核戦争は、敵を倒すことと、自殺することが一組になった戦争
核戦争の本質を言い当てている。
ところが、それでも、人間は核戦争をやりたいのだ。その証拠は歴史年表にも記されている。朝鮮戦争、キューバ危機、インドとパキスタン紛争、いずれも、核戦争寸前までいったのだ。核が存在する限り核戦争は起こる、と考えるほうが自然である。
それでも、1960年代から核の軍縮は進んだように見える。部分的核実験禁止条約(PTBT)、核不拡散条約(NPT)、米ソ間で戦略兵器制限条約(SALT)が調印され、1990年代には、米ソの戦略兵器削減条約(START)も締結された。
一方で、1998年5月、インドとパキスタンが相次いで地下核実験を成功させ、非難を浴びた。先のNPTで、
国連の常任理事国以外は核兵器を持ってはならない
と決められているからだ。もちろん、条約に加盟していない限り、なんの拘束力もない。このNPTの主張は、地球上の核を増やさないという1点で正当化されているが、筋が通らないことは明らだ。生死を賭けたコロッセウムで、武器を持ったグラディエーターが、俺たち以外は丸腰でいろ、というようなものである。
また、イスラエル、イラン、北朝鮮など新たな核兵器開発国のウワサも絶えない。だが、核保有国が彼らを非難したところで、説得力はない。一方、非核保有国が核保有国を非難したところで、100kmかなたの犬の遠吠え。言う方も言われる方も、初めからパーフォーマンスだと分かっているのだから。
また、ソ連が解体され、旧ソ連の核兵器の管理が難しくなっている。実際、ロシア政府は、核物質の盗難事件が何件も起こったことを認めている。それがテロリストの手にわたれば、核が非合法的に使用されるかも、と懸念されているわけだ。ところで、「核の合法的な使い方」とは?
また、ソ連崩壊とともに職を失った核兵器技術者たちの問題もある。彼らは、どこへ行ったのだろう?核兵器開発を目指す国にしてみれば、ノドから手が出るほど欲しい人材である。
どうみても、核兵器の数も、核保有国の数も増えている。核戦争の確率が増えていると考えた方がいいだろう。口あたりのいい平和論で現実から目をそらすのは、自殺行為だ。もっとも、最近の日本の世論は変わり、現実を直視する傾向にある。
■四面楚歌の日本外交
2006年7月5日、北朝鮮がミサイル発射実験を強行し、7発のミサイルが日本海に着弾した。あわてた日本は、国連安保理で制裁決議を提出したが、中ロの反対で却下された。これは予想どおりとしても、なぜ、この時期なのだろう?識者の話を聞いても、ピンとこない。きっと、ミサイル発射も外交の一つなのだろう。荒っぽい外交だが、少なくとも、日本には有効だ。
だが、北朝鮮のテポドンより、気がかりなことがある。2006年7月現在、日中、日韓の関係だ。誰がどう見ても、戦後最悪である。70年前なら、軍事衝突が起こってもおかしくはない
少し前、中国で大規模な反日デモがあった。大手金属メーカー上海支店の友人によれば、
「現地に住む中国人が皆、反日というわけではない。あれは中国政府のガス抜きだ」
だが、中国政府の言動を見るかぎり、そうは思えない。中国指導部には、日本に対する根深い念いがあるのは確かだ。それは、単なる感情を超えて、極東アジアの国家戦略と一体化しており、その接点において間然とするところがない。もちろん、念頭にあるのは中華(自分たちが世界の中心に位置する)。
さらに、中国は必要なら核ミサイルを使用すると公言している。これは脅しではないだろう。表向き、個人の生命と財産を擁護する民主国家と違い、中国は表も裏も、国益を優先する。
全面核戦争の被害は一国で数億人に達する可能性がある。もしそうなったら、日本は、1億-5億=-4億、全滅。アメリカは、3億-5億=-2億、やはり全滅。ところが、中国は、13億-5億=8億、十分余裕?がある。勝者が誰になるかは明らかだ。口あたりのいい中国安全論も、思慮の浅い中国脅威論も、どちらも危険だ。この問題の頭上には、髪の毛1本で、全面核戦争がぶら下がっているのだから。まさに、ダモクレスの剣。
もう一つ気になるのが日本外交。一見すると、日本の外交は2つしかない。へつらうか、高飛車か。戦後は前者だったが、ここに来て後者に切り替えつつある。特に、北朝鮮に対しては。一方、後ろ盾を確保するため、アメリカにこびへつらう姿は、見ていて辛い。アメリカは民主主義の国である。政権が変われば、外交も変わる。もっと、マシな外交はないのだろうか?
■外交官タレーラン
歴史上、凄腕外交官と賞されるのがフランスのタレーラン。権謀術数の権化みたいな人で、好きにはなれないが、歴史にその名を刻んだ。時は1814年、オーストリアの都で、ウィーン会議が開かれた。ナポレオン戦争でかき回されたヨーロッパの戦後処理のため、オーストリア、イギリス、ロシア、フランス、プロイセンの代表が集まったのだ。歴史上有名なウィーン会議である。
ナポレオンは、フランス革命の時、軍人として頭角をあらわした。望みは、おそらく、世界征服。少なくとも、ヨーロッパ全土とロシアを含む「ハードランド(ユーラシア大陸中枢部)」は狙っていたはずだ。徴兵制により前代未聞の兵数を確保できたこと、ナポレオンの軍事的才覚により、戦勝記録を塗りかえた。ところが、ロシア遠征に失敗。その後始末のウィーン会議が開催された頃、ナポレオンはすでにエルバ島に流されていた。
ウィーン会議の最重要議題は、この戦争で塗りかえられたヨーロッパの国境線をどう戻すかだった。もちろん、参加国の中で、とりわけ立場が弱かったのはフランスである。この大混乱の原因は、ナポレオン、つまりフランスにあったからだ。 フランスの領土は切り取られ、少なくとも多額の賠償金は避けられそうもなかった。フランスはヤリ玉にあがり、集中砲火をあびたのは当然だった。ところが、このフランスの国難をタレーランが救ったのである。
タレーランが主張したのは「正統主義」。フランス革命以前のヨーロッパの姿が「正統」だから、すべてを革命前の状態に戻そうというのである。当然、国境線も革命以前に戻す。つまり、フランスの領土は減らないし、賠償金もナシ。そんな虫のいい話があるか、という反論は噴出したに違いない。
タレーランのあつかましい主張はさらに続く。
「悪いのは革命であって、フランスではない。その証拠に、フランス国王一家は殺され、支配階級の貴族は土地、財産、特権すべてを奪われた。わがフランスも被害者なのだ」
高校の歴史の授業で、タレーランの素晴らしい外交術、と習った記憶があるが、どう考えてもヘンである。
「ドイツはユダヤ人を迫害したが、それはヒトラーとその取り巻きがやったことで、ドイツはゼンゼン悪くない。だから、謝罪もしないし、補償もしない」
と居直るようなもの。もちろん、ドイツは戦後、公式に謝罪している。
だいたい、このような幼稚な論理が通るわけがない。では、タレーランは眉唾?そうでもない。タレーランの切り札はこれしかなかったわけで、それに賭けたことが凄いのである。
この会議に参加した首脳は王族や貴族だったので、「革命こそが悪」は、まさに「銀の弾丸」だった。フランス革命は、革命というものが、王族・貴族に何をもたらすか証明したのである。首をはねられ、すべての財産と特権を奪われる。タレーランは、国家間の外交といえども、個人の利益が国益に優先する、を巧みに利用したのである。ところが、現実はすんなりとはいかなかったようだ。会議は紛糾し、時間だけが過ぎていった。
結局、タレーランの「正統主義」が合意をみたのは、同じフランス人、ナポレオンのおかげだった。封印したはずのナポレオンが、エルバ島を脱出したからである。ヨーロッパに再び、革命の嵐が吹き荒れようとしていた。1815年6月9日、タレーランの正統主義が承認され、ウィーン議定書があわただしく締結された。
■外交とインターネット
外交とは、このようなものなのだろう。国益でダメなら、相手の個人的利害を突く。たとえ、感情的には賛同できなくても、そうしたほうが得かもしれない、と思わせる。外交を見る限り、日本はアメリカの属国だ。当然、日本が中国や韓国にへつらっても、快く思われないだろう。一方、アメリカが中国を刺激しないよう、日本を見捨てることも考えられる。日本は一体何をやっているのだ?
日本の外交を担当するのは、政治家と外交官だが、最近は国民世論も強くなっている。この国民世論を反映するのがTVや新聞。ところが、最近、インターネットの影響力が大きくなっている。ブログの普及で、個の発言が急拡大しているからだ。インターネットは、情報無法地帯の暗黒面をもつ一方、古代ギリシャ以来の直接民主主義を体現している。インターネットがもたらす真の民主主義が人類を救うかもしれない。そして、そのすべてが、個の力にかかっているのだ。
窓の外を見ると、幼稚園の園児たちが黄色の帽子をかぶり、大きな声で歌いながら遠足をしている。この世界を破滅させたくない、と強く思う。自己の利益を極大化し、より効率的な兵器を追求するのは、人間の生物種としての性(さが)である。だが、核兵器の使用は代償があまりに大きい。ケンカの後で、
「すべてなかったことにしよう」
ではすまないのである。
核がある限り、全面核戦争は必ず起こるだろう。問題はそれがいつか?だが、考えてみたところで仕方がない。核のボタンを押すのは我々ではないし、核戦争が起これば、逃げも隠れもできないからだ。やはり、人類はもう一度やり直さなければならないのだろうか?
 
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【参考】「超古代文明225A」 https://youtu.be/MFyLZAZe5f4  https://youtu.be/6R-INTaqZwc
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政木和三先生のお話 『周りに幸せを与えて生きる』


政木和三先生のお話 『周りに幸せを与えて生きる』15%? が分かる話、生命体の話、実に素晴らしいお話です。私の考えている人生観と一致 (竹取翁博物館・国際かぐや姫学会)2018.8.29
 【YouTube】https://youtu.be/kkpu9Nezz2M
2015/03/27 に公開 実に素晴らしいお話です。私の考えている人生観と一致しましたので皆様にお聞きくださるようにアップしました。
青空虹空3か月前 いつも思う、不思議だなと思う,歳は77歳、山奥で生まれ、小学の時友達から「なぜ?ふしぎだなぁ~」といつも言っていると言われた、病気を自分で治そうと腹式呼吸を小学1,2,3年毎晩1時間やると3年の時に日蓮宗のお寺でお経をもらい家でお経の意味がすべて言えたらしい、学校のピアノを知らないのにピアノが弾けた。
 作曲が勝手にできた。私は知らない勝手に演奏ができた。鍵盤が小さくなり勝手に引けた。(^。^)y-.。o○獨鈷山 鏑射寺(とっこさん かぶらいじ)は、兵庫県神戸市北区にある真言宗単立の仏教寺院の中村和尚の奥さんが聞いて\(◎o◎)/!びっくり!
20分ころからのお話…お孫さんが須左之男命、政木先生が大国主命のお話です。(竹内睦泰さんの「古事記の宇宙」を読むと参考になります)
人間は現在の物理化学では説明できない、説明できるのは肉体だけ。第一生命体について(you tube坂本塾のお話と重なります)
29:25ごろからのお話
75%の患者さんは麻酔薬の代わりにビタミンCの液でいける。お話。(you tubeの坂本塾で癌はビタミンCで治るお話をしています。ビタミンはすごいのかなぁ!)続いて木星のお話 3億6千万前のお話文化が進み。。。水が誘爆しこっぱ微塵になるから円盤を無数に作って人間を載せ地球に来たがまだ生活できる状態ではなく肉体滅びる進歩ができなく獣類に入り生活し15%の獣類の人間性になり、政木先生の講演の話を分かる人は15%でそのほとんどは女性で少しの男性(これは坂本塾坂本廣志先生の話のヤップ遺伝子の関係があるのかなぁ)。。。。。。
ウトウト寝てしまいで2時12分ぐらいかなぁ 女性のお話のあと
 この世の中で神経を使うことが一番よくない、こういうものを子供に食べさせてはいけないと思うだけでその食べ物を食にしなくても、その影響をうけます、 人間の想いは不思議なものです。
神仏は人間の願いは一切受け付けない、願いたいことあるならば願いを忘れそうなったものと思え、神経使うと子供に全て行きます、
私には何も力がないんです、向こうから連絡が来る。 
全然勉強できない政木先生に怒られ勉強モリモリ勉強できるようになった。
自分の影響が子供に行きます。思うだけで行きます。 
私の子供満点もらったと思いなさいと思うだけで満点もらえた、いい方に思うこと なんでも子供の欲しいもの食べさせてあげなさい。
欲についての質問… この問題は大変難しいと思ったら難しい、ところが何も問題ないと思うと問題ない。
お腹がすいたら食べたらいい人間は当たり前のことをしたらいい
一歩でも上げようと思う人は一生あがらない何も思わない、神経使わない。ってお話でした。おもしろいです。
【参考】2年前の撮影場所は、神奈川県茅ヶ崎市にある上正寺。ここは蘇我一族の居た場所で、推古天皇の朝廷跡。「超古代文明225A」https://youtu.be/MFyLZAZe5f4 ~「超古代文明280A」https://youtu.be/-rr6SU_ekGU  を「隠された古代飛鳥(神奈川)の歴史を探る」と題する場所に出向きYouTubeに収録している。
  超古代文明151 https://youtu.be/g1CLfFjkaTc
    https://youtu.be/L99CtNymvL4
    https://youtu.be/h2hOKvhdZ5A
    https://youtu.be/uPStw47F-hg 
■新刊書など受付中! 現在これら「日本は世界文明の発祥地!」に賛同される方から本の注文が殺到、間もなく完売となりそう興味ある方は、早い目にお買い求め下さい。
〇「日本の夜明け」と題して竹取翁博物館と国際かぐや姫学会が究明!(改訂版2016.6.22)
1. 『竹取物語』は世界最古の物語であり小説
2. 『竹取物語』かぐや姫の舞台は「京田辺」 
3. 『竹取物語』作者は空海。姫誕生はイエスの復活
4.『記紀』は偽文書『竹内文書』が世界最古の歴史書
5.『記紀』『17条の憲法』は藤原不比等が書いた
6. 聖徳太子は物部氏(法隆寺)でペルシャ方面の人
7. 超古代「日本は世界の中心」世界最古文明だった
8. 古代日本は帝が世界16国を統治、渡来は「里帰り」
9. ムー大陸の五色人・10部族は、日本が統治ラ・ムー
10.ムー大陸と邪馬台国は徳之島「ノア箱舟・エデン園」
11.日本「神代文字」世界最古、世界4代文明はウソ
12.日本のピラミッドは世界最古! エジプトへ伝わる
13.世界最古文字は、日本の「ペトログラフ」と判明
14.封印されていた「十種神宝」は物部氏と徐福
「竹取翁博物館」「国際かぐや姫学会」http://taketori.koiyk.com/
 竹取翁博物館本館https://goo.gl/maps/aAKkFeg3PaT2
超古代文明395 米NASA元職員の緊急参加!「古代宇宙文明」米NASAと核兵器、UFO/ETエイリアン サミット
  【YouTube】https://youtu.be/D2Ve9z6BMFY
超古代文明539A 古代宇宙文明と富士王朝③ UFO/ETエイリアン不死の山 神武 大和三山 天香久山 
 【YouTube】https://youtu.be/fmwifIzUp1Y       
 【YouTube】https://youtu.be/8zmTZtCupV4 https://youtu.be/eEGm5XHjA9I
【参考】「超古代文明225A」 https://youtu.be/MFyLZAZe5f4  https://youtu.be/flSZzEeJKtQ
【内容項目】 誕生シーン バベルの塔 プラズマ核戦争 インドのナーカル書 エジプトのファラオ ノアの洪水 キリスト誕生 聖書 イエスの復活 作者空海 眞魚 皇室 桓武 嵯峨 淳和 阿古屋御前 玉依御前 讃岐垂根王 役小角 山岳修験道 虚空蔵求聞持法 阿刀氏 佐伯氏 奈良 大峰 山代 大安寺 海外 僧侶 中国 ゾロアスター教 ヘブライ語 遣唐使 古神道 三教指帰 竹取物語 竹内文書 物部 空海 弓月君 3.11 広島原発 メルトダウン キリスト教 新約 旧約 竹取翁博物館 ヒンズー教 佛教 神道 拝火教 ゾロアスター教 密教 長安 遣唐使 派遣 弓月君 大秦寺 景浄 復活 翁 ガンジー ブッダ ラーマーヤナ 縄文人 石器人 徐福 秦始皇帝 ペトログラフ ピラミッド ナスカ地上絵,UFO,卑弥呼 ,遺伝子工学,マヤ文明,インカ帝国,奴隷,DNA,核兵器,大西洋の謎(Bermuda)バミューダ ゾロアスター ,古事記 出雲大社 戦争 GOD,古代ギリシア人,爬虫類 悪玉,シュメール文明,土偶,地球,出雲、諏訪、大蛇の国々,鳥頭人間,都市,支配者,ダビンチ,エイリアン,日本のスノーデン、ガンダーラ ギリシア UFO 環太平洋 文明発祥地,北朝鮮 普賢寺 元伊勢 楊貴妃 ロシア 小惑星 イースター島 モヘンジョダロ謎線,イスラム Islam 神々 幾何学,聖徳太子 謎の石画 縄文 アマテラス,フリーメーソン ヨーロッパ,宇宙人 与那国島,レプティリアン,謎の巨石,アポロ,マレーシア航空機,ナチス・ドイツ,釈迦,地図,謎物体X,エンリル,エホバ,ヘンジ,イースター島 モアイ,縄文土器 Kobo Daishi-Master Kukai of Toji Temple from emperor. Kukai
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2018年8月29日水曜日

政木和三先生のお話

政木和三先生のお話 2016年10月5日水曜日
凄い話です。真実が沢山埋まっています。理解できない方は、勉強が足りないからだと思います。最近はまっている超古代史系ブログから是非紹介しておきたい人物。
http://esalt69.blogspot.com/2016/10/blog-post_68.html
ちょっと危ないかもしれない things +: 政木和三先生のお話: 最近はまっている超古代史系ブログから是非紹介しておきたい人物。 工学博士 政木和三 超能力 政木和三先生のお話 『この世に起こることはすべて必然なり』

2018年8月27日月曜日

イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 3 軍事技術の進歩と戦争

イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 3 軍事技術の進歩と戦争
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/295.html
投稿者 あのに 日時 2010 年 2 月 16 日 08:20:36: xZaQXyDl16EGo   
イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 3  軍事技術の進歩と戦争
イルミナティは、ユダヤ人の仮面の下に 遊牧民族スキタイからの伝統の残虐性と悪魔崇拝の宗教をまとった偽銀行家集団や偽宗教家集団の秘密結社として登場する。かれらが投資した対象はまず軍事産業だった。この軍事技術は広義でとらえねばならない。彼らの関心は人々を支配する武器に関する技術革新であった。
1、古代の軍事技術の進歩と、戦争による国々の大混乱
軍事技術中心国家の誕生
スキタイ民族に代表される遊牧民族の軍事技術の飛躍的進歩が、古代史上の大激動を引き起こした可能性がある。移動手段の革命的進歩は軍事的に圧倒的な優勢をもたらす。
紀元前1500年ころの地中海、小アジア等の大国の滅亡、流動的な国際情勢、大混乱がある。さらに、「海の民」、すなわち古代の東地中海の海賊の問題もある。
スキタイ民族など遊牧民族では、遊牧の技術が発展して、馬の家畜化、品種改良が進み、大型で強力な種が作られ、戦車より、さらに俊敏に活動できる騎馬戦闘術が生まれた。車輪、スポーク、車軸の発明・実用化が幌車を作り出し、広大な草原を高速で移動できるようになった。これらの発明により史上初の遊牧民族の大帝国スキタイが誕生した。国の組織など仔細など、はっきり分かっていないことが多いが、きわめて小数の支配者が広大な国を治めたことは他の国々の関心をひいた。そして、このことが各遊牧民族にひろがることによって、世界史上の激動の遊牧民族の大移動が始まったのだろう。移動の方向は東から西が多く、従来これを気候変動などと説明していたのだが、別の要因があるのだろう。なぜ、ウラル山脈やモンゴル地域、とくにコーカサス山脈地域にその拡散の中心があるのかはよくわからない。
そしてスキタイ民族から軍事知識を得たギリシア・ドーリス系遊牧民族は、海に進出して、ミケーネ海洋王国を下し、造船技術、船の操船技術を手に入れ、「海の民」、海賊として当時のエーゲ海、地中海、黒海等を広範に荒らしまわったのだろう。
ここで軍事技術開発が国家の最優先課題となり、国家の人的資源などすべてを注いだ、軍事技術開発プロジェクトを抱えて存在する史上初の軍事国家、スキタイ国家が誕生したのだ。この伝統はハザール王国、イルミナティ帝国と受け継がれていった。

2、近代の軍事技術の革新と国民にたいする戦争
イルミナティが確立し、敵としての諸国の国民に対して、秘密の戦いを挑むため
支配権をどのように奪うか、武器の検討がされただろう。それはいつだろう。
17世紀オランダにおける悪の根源
銀行の歴史で、通貨(紙幣)を一私企業が印刷して発行する制度の発明は1694年のイングランド銀行創設が中央銀行(ユダヤ人の民間銀行)としてはじめて表に出た。オランダから来た組織が中心になったこのユダヤ人銀行家の組織はなんだろう。オランダにおける前イルミナティ地下政府のように見えるこの秘密結社ははなんだろう。もうすでに通貨を使った詐欺のからくりを熟知したこのユダヤ人秘密結社について調べねばならない。
歴史的には1602年のオランダ東インド会社の創設があり、1600年のイギリスでイギリス東インド会社ができる。この17世紀は英蘭戦争もあり、この戦争が、後のすべての茶番劇戦争のお手本になった可能性がある。1666年にはトルコで例のサバタイ・ツィヴィの改宗もある。秘密結社の網の目がトルコのコンスタンチノープルのサンへドリンを核にしていたかもしれない。
この時期に革命的な重要な一歩がなし遂げられたのだ。支配にたいするすべてがステルス性を持ち、情報の軍事技術革命と洗脳戦争、中央銀行制度創設による国家支配、など前イルミナティ帝国が強固に整備されたように見える。あらゆる国家の上位にあり、つねに優位に立つことができるようになった。各国家の中枢部に秘密結社による「戦争計画集団」ができ、大衆を戦争に追い込むことが可能になった。イルミナティの誕生はあきらかにされているより実質的に百年以上はるか以前にあり、イルミナティ地下政府はさらに深い闇に包まれているように見える。
この秘密結社はステルス性を保つため、入ったら抜けられない死の掟、悪魔教殺人儀式により絶対の秘密性を保っただろう。絶対に発見されぬよう何重にもおとり、入れ子構造などを組織に取り入れ、既存の宗教組織、ドルイド教やイエズス会等を飲み込み、工夫をこらされただろう。
武器としての中央銀行の創設のアイデアの根源はオランダにあるように見える。ここに隠れた天才的戦略家の存在が考えられる。これらは単なる一銀行家の思考をはるかに超えている。
武器としての新聞の再発明
人々の目をふさぎ(国民の盲人化)、情報を支配するための新聞の発明が行われた。 1776年ヴァイスハウプトのイルミナティの公式設立では、新聞のマインド・コントロール兵器としての使い方が研究されただろう。さまざまな大衆支配戦略の開発が中心課題になっただろう。その延長線にタヴィストック研究所があるのだろう。武器「新聞・TV」の発明は重要で、これによりさまざまな出来事が成し遂げられたのだ。このマスメディアの兵器によって、闇の真の世界同時革命が遂行されたのだ。
情報は人を幸福にも、不幸や悲しみにもみちびく。山道で嵐や吹雪にみまわれ道に迷ったとき正しい標識といたずらされて変えられてしまった標識とでは生と死の大きな差が生じる。これが情報の価値だ。よくしらべるとマスメディアはこの標識をいろいろ操作していることがわかる。事実の地点を指し示すのでなく、イルミナティの意図する目的地へ強制して追い立てているのだ。まるで、羊を追い立てていくのに似た方法が取られているのだ。イルミナティはマスメディアを「むち」として機能する武器としてつかっているのだ。なぜならば、人類はみなイルミナティの奴隷なのだから。これはヘロドトス歴史4-3にあるようにスキタイ人のやり方だ。マスメディアが上部からの指示で政治家をむちのように叩くのは、政治家をイルミナティの単なる奴隷にすぎないと考えているからだ。
この「むち」としてのマスメディアは政治家に使われるだけではない。国民を追い立てるために、ある目的地に追い立てるために、まるで、羊を追い立てるように、われわれ全員に対して使われているのだ。
人々はどのようにして生きていくのに必要な情報を得るのだろうか。幼少期は信頼する両親、近親者からだ。学童期は急激に広がって、教師、友人たち。情報の質に対する信頼感は大きい。このころからTV新聞などマスメディアの比重は大きくなる。情報の質に対する信頼感は多少は低くなるが、まだ十分高い。こうして人は、マスメディアを擬似的な親とするのだ。奴隷になったことに気付かずに。こうして両親に対する信頼をえさに、マスメディアはこっそりとイルミナティの悪魔的な価値体系を注入するのだ。精神に注入された有毒価値体系をもとに判断し、情報を取捨選択するので、あとは自動的にイルミナティの世界観でこの世界を見るのだ。これが洗脳だ。
この悪魔的な社会構造は生まれる前、百年も前から存在しているので、人は疑問すら抱かず、生きて死んでいくのだ。イルミナティのわれわれに仕掛ける、つるし鉤はこのようにいっぱいあって、われわれはまるで処刑室の中で生まれて死んでいくようだ。
われわれが常識と知っているさまざまな「事実」は、実はマスメディアによって刷り込まれた神話が多く、事実とは異なったいることが多い。イルミナティの司令塔から発せられた指令によって、マスメディアが繰り返し繰り返し教え込むので、それが幻想・幻覚であることがわからず、いくら事実をつきつけても、洗脳離脱させることがむずかしいのだ。
われわれは人生の目標や生きがいなどの価値体系が狂わされていることに気付かず、狂った生き方の人生を自分の選択だと信じ込んで生きてきたのだ。われわれ100%の人間はマインド・コントロール兵器の犠牲者なのである。オウム真理教信者を軽蔑したり嘲ってはならない。われわれも大同小異なのだから。宗教や常識のなかに密かにもぐりこんだ悪魔教の倫理はまるで、レトロウイルスのようにわれわれを蝕んでいることに気がつかなくてはならない。秘密の意図は癌のようにわれわれの魂を蝕んでいるのだ。
洗脳機関としての高等教育 その延長の初等・中等教育。アカデミズムの支配と歴史学の支配。 これらの構造を理解して、洗脳から離脱しなくてはならない。マトリックスのネオのように。武器であるマスメディアや洗脳機関としての教育の洗脳から脱するには、そのためには、脱洗脳の専門家の手を借りるしかない。
苫米地英人 著 テレビを見てはいけない 
        洗脳護身術

武器としての「医学」の再発明
世界の国々を征服してしまったので、大戦争を起こしにくくなり、従来の武器に代わる商品を開発せざるをえなくなったイルミナティは武器としての薬に投資することにした。そのため「人口削減」という嘘が考案された。
人々の健康を低下するための有害薬品の全世界への拡散が行われ、その口実として過剰人口が理屈つけられ、世界の指導層に指令が下ったのだろう。あらゆる手口での人々の免疫低下が画策され、病人を増大させる企てがされた。知られていないさまざまな病原菌や免疫低下物質の大量散布が空から陸から、あらゆるところで行われたにちがいない。ワクチンの発癌ウイルス汚染、不妊剤の混入など誰かが暴露しても、マスメディアは無視するという作戦で、その情報が無価値で誤っているという印象を植え込むことに成功しているのだ。
医学は例えば癌に対する抗がん剤を武器に、死に対抗しているように見えて、その武器の矛先は人々に向いていることは誰でも冷静に考えれば結論が出る。そしてイルミナティ製薬企業は、武器としての医学を「むち」に、死の恐怖を人々に与えながら毒と引き換えに高額の金をよろこんで差し出させ、利益を手にするのだ。これを悪魔教といわずしてなんというのだ。

武器としてのマスメディアの兵器の洗脳からの離脱
1、オカルト象徴言語の解読
「オカルト象徴言語の解読」は、洗脳解除の試みのひとつとして効果があると考えている。私も現在洗脳から離脱しようともがいているのだ。「オカルト象徴言語の解読」がゲームのように多くの人が取り組むことがいいと私は考えている。
「自由の女神」
自由とはなんだろう。洗脳から醒めた目でみれば、イルミナティの自由にちがいない。大衆の束縛を表す言葉だ。女神とはなんだろう。幻惑されずスキタイの象徴言語(笑)で考えてみよう。王の意志を表す言葉には違いないだろう。なんだろう。セミラミスとかディアナというのは少なくとも私の答えではない。たいまつを持つ女神の例があるだろうか。この地を支配しようといった意味ではあるだろう。イルミナティのJFKのたいまつは受け継がれた、という言葉はどんな意味があっただろう。占星術や錬金術の文献の中に答えがあるだろうか。それとも歴史のなかに答えがあるだろうか。イルミナティの女神があらわになった例がある。モーツアルトの魔笛だ。女神とは夜の女王か、イルミナティのマザーオブゴッデスのことか。マザーオブゴッデスがたいまつを持つ祭式があるか。それには魔笛を「見」なければならない。たいまつを持つ女神はルシファーなのかもしれない。
わからなければ、わからないという態度が大切だろう。妙な納得は危険な精神状況を生み出す。
「自由と民主主義」
自由はイルミナティの自由、大衆の束縛だった。民主主義とは、お互い主張を言ってまとまらない状況のなかのイルミナティの独裁主権という意味か。大衆の政治の権限のイルミナティの完全剥奪か。すなわち、イルミナティの独裁というのが正解に近いだろう。

2、歴史の自己再教育をして脱洗脳
洗脳の一例として偽造された歴史の刷り込みがあるだろう。偽造された歴史と「戦争計画集団」をあきらかにすることが洗脳離脱になる。少なくとも過去200年間の戦争の歴史の理解は、ほぼすべて間違っているだろう。すべてを点検して、イルミナティの掠奪手口を調べ直さねばならない。すべての戦争がそれぞれ明瞭な意図を持っていて、隠れた「戦争計画集団」がいたにちがいない。真の計画者たちは、何重にもカバーされた中で動き、誰もそれを阻止できなかったのだ。
ネイサン・ロスチャイルドが戦争で一夜にして巨大な金を手に入れ、それは早く情報を手にいれたからだ、とされている。だがそれは誤りだろう。ディスインフォメーションだ。戦争は、英国のすべてを手に入れるために意図的に起こされたとしたほうが、わかりやすい。勝敗も何もかもが八百長だったのだ。ネイサンは表にどうしても現れる役をこなし、真の計画者たちは他にあったにちがいない。手品で皆が注意を集中する役がネイサンだったのだろう。ほかにも追随して多くの人がネイサンと同様に国債を売り払っただろう。偽の情報を広げる役や全体の演出者がいたにちがいない。銀行家であるとかいわれるが、もしかれらがこういった活動をしていたなら、銀行の業務をしていたのではない。銀行家の中にもぐりこんだ「戦争計画集団」だったのだ。
これは現代日本でも同様にどこかに存在する。オウム事件はイルミナティの核のひとつが宗教団体の中に存在し、警察自衛隊司法まで巻き込んだものであったことがあきらかになった例であろう。オウム事件の闇は全体のごく一部の表面だけが現れ、急いで始末されたが、まだ調べている人は多く、情報が集まる。オウム事件に潜む「戦争計画集団」の存在は、長年日本に君臨してきた悪魔的某政党の要員が中枢だった可能性があることは皆が知りはじめた。われわれは、実体化した恐るべき悪魔そのものを国政選挙で国家の長に選んでいたのかもしれない。「戦争計画集団」については、まだネットなどで情報が集まる。司法まで巻き込んだその「戦争計画集団」の実態を解明して、未来の惨事を防ぐことは今最も重要なことのひとつだ。この「戦争計画集団」は愛国日本人のふりをしたイルミナティ人、日本人の中の異人である。なぜ右翼が大騒ぎしないかが実に興味深い。
太平洋戦争も最初から原爆を日本に投下するために起こされたと考えるほうがわかりやすい。真珠湾開戦の遥か以前から日本への原爆投下が決まっていて、日本への原爆投下計画は戦争以前から規定の路線で、戦争なしで投下するわけにはいかなかったのだ。この開戦も八百長だったのだろう。原子物理学の核分裂の研究の闇も深いように思われる。
洗脳のもうひとつの例としては、地球温暖化詐欺やインフルエンザ・ワクチン詐欺と同様に、おそらく人口過剰問題の詐欺があるであろう。イルミナティの示す危機は、すべてが詐欺であることを覚えておいて損はない。ピカピカの科学的真実のみかけを口実に、危機と恐怖をあおるから、常にまゆにつばをつけて見ねばならない。
人口過剰問題は、科学的なもっともらしさの真実をつけて、これが人口削減策をとらねばならないと、政策担当者を納得させたのだ。オバマ大統領の殺人狂科学者J.P.ホールデンは、ひょっとすると心の心底良いことをやっているのだという確信をもち、哀れにも悪魔にとりつかれてしまって人口削減を実施しているのかもしれない。人間社会の上部構造のほとんど全員が軽蔑すべき悪魔にとりつかれたゾンビ集団にしか見えないとは困ったことである。
人間の免疫系に可能な限りさまざまなトラブルをおこして免疫低下を画策し、死を呼び寄せる手段がつぎつぎと考案され秘密に実に百年間施行されていたのだ。これが悪魔にとりつかれた人類のアカデミズム医学会、生物学会、WHOなどの過去百年やってきた事実でありノーベル賞で賞賛された努力だ。自覚できていないアカデミズムの悪魔教徒のこころには、瓦礫となった良心がやまのようにごろごろしているのだろう。
人々は苦しみ、イルミナティに金を差し出し、助けを求める。与えられるのは、救いという名を持つ、拷問である。
イルミナティ文明を生きるとは、悪魔教文明のもとで生きるとは、
狂気のような人々の中で、必死に人間らしさを求めて生きることなのだ。